1950年、西洋のすぐれた日本研究家、ハーバードのエドウィン・ライシャワーは、日本はほとんど復興の見込みがないと断言したそうです。
「日本の経済状況は基本的に非常に不安定で、いかなる賢明な政策をもってしても経済の窮乏から救うことはできないかもしれない」と。
しかし、窮乏どころか、日本経済はこの30年間、年10パーセント近い実質平均率で成長し、国民所得は1950年以来5倍に増え、歴史上他の国に例をみない成長をとげたのです。
日本の経済成長の過程は、世界中の左右両派の知識人のこれまでの一般通念に対して一つの疑問を投げかけています。